観戦記


5月1日
中日対阪神6回戦

4月30日の深夜から強い雨が降っていた。
明日の試合は行われるだろうか?
天気予報では雨降水確率は70%。しかし午後6時からの確率は0%。
このGWは6日のヤクルト戦を除いたら甲子園の試合はこの1戦だけ。。。。
しかし、パートナーが午後から休みだというのでチケットを並んで買ってもらえる。
少々のリスクがあっても行くべきだなっと決心する。
あまりにも雨がひどい場合はメールで連絡して中止にしようと約束をし睡眠。

朝、起きると雨はまだ強く降っていた。
傘とカッパと応援グッツを持って出社。前回未使用に終わったジェット風船も携帯(笑)
お昼になって雨は少し小降りにはなっていたがやんではいなかった。
休憩時間の2時には空はどんよりしていたが雨はやんだようだった。
「雨やんだよ」と携帯にメールを打っておく。
こんな日に限って仕事が忙しく、試合のことを考える余裕がない。
おまけにあまりの仕事量に頭がボーっとしてくる。単純なPC作業は苦痛以外の何ものでもない。
やっと5時になり終業。急いで支度をし退社。携帯をチェックするとメールが届いていた。
「チケットは買えた。何時に着く?何か買っておくものはない?」
携帯をかけてみるとパートナーは甲子園前のダイエーにいた。
「めっちゃおなかが空いてる。今まだ会社を出たところだからまだまだつかない」
駅についたら連絡することにして阪神梅田駅まで急いで歩く。
梅田駅についたのは5時25分。
特急の姫路行きに乗りこむが
通勤ラッシュと甲子園観戦組が混ざった車内は身動きできないほどの混雑ぶり。
それでも5時40分には甲子園駅に到着。
さっそく携帯で連絡。5番通路前で待ち合わす。
現れたパートナーは一体なにをそんなに買ったの?っていうぐらい荷物をもって現れた。

甲子園の中に入ると丁度スピードガンコンテストの真っ最中。
だがそんなことよりまずスタメンが発表されたスコアーボードをみて驚く。
1番坪井2番今岡。。。。。そして中日4番高橋(笑)
球場では整備作業がはじまる。雨上がりだというのにグラウンドには大量の水がまかれていた。
甲子園の芝は2週間前よりも緑が濃く、趣のある苔のようにも見えた。
この球場の芝をみるだけでも価値がある。

「GOーGOラッキー」が流れトラッキーとラッキーが踊っているすきに
お弁当をかき込む。たしかにおなかは空いていると言ったが広島焼きとお弁当、、、、
2つとも食べろっと、、、、(笑)
広島焼きだけでお腹は一杯になっていたがパートナーに悪いのでお弁当にも箸をつける。
途中まで頑張って食べるが。。。。ほとんどを残したまま許してもらう。

お腹も一杯になり準備万端。少し寒い甲子園で6時にプレーボール。
守備につく選手達がスタンドにボールを投げ込む。
さて今日はどんな試合を見せてくれるのか(笑)期待で胸が高鳴る。

イエローシート20段64
この席からは投手と打者がよく見えた。投球の高低差はすごくよくわかるのだが
コースがまったくわからない。。。。(笑)
話題の新ストライクゾーンはたしかにかなり高い。
それを確認出来るいい席だ。

1回表いきなり先頭バッター井端にヒットを打たれる。しかし後続を断つ。
1回裏の攻撃、この日久々にスタメン復帰の1番坪井。
(個人的には赤星復帰まで今岡が1番でいいと思う)
PL〜〜〜〜青学〜〜〜〜〜東芝〜〜〜〜坪井〜〜〜〜〜〜〜〜〜
坪井も負けじとヒットで出塁。
しかし、、、、しかし、、、、、、今岡バント失敗。ランナーも併殺。
ホームベースのすぐ前で捕球されていたからファールなのかと思ったぐらい、、、、、、、
その後、片岡、アリアスと連続ヒット
1塁、3塁のチャンスに桧山。しかしここで痛い三振。
ここで得点出来なかったのが今日の試合のすべてだった。

谷中はよく打たれていたがよく1点で押さえていたと思う。
2回と4回チャンスの時に吉本の打順。2回とも同じように三振。
1アウトでスコアリングポジションにランナーがいるのに三振。次の打者は投手。
少し考えて欲しいと思ったのと打者としても矢野の偉大さも改めて痛感。。。。
谷中は4回の裏の打順で八木と交代。
あきらめはやい交代というよりこんなに簡単に打たれていたらこれ以上は無理って
感じの交代でした。
5回から変わった金澤も今ひとつピリっとせず中日打線に打ち込まれ
3−0
6回途中2アウト満塁の危機の場面で原田登場。
スタンドのあちらこちらから「誰?誰?」とざわめく。
4月29日に遠山と入れ替わりにあがってきていた原田健二である。
好調の福留をサードフライに打ち取る。
テスト入団で今期からタイガースに。
中継ぎが不足しているチームには貴重な存在になりえるかも。
その体型からか「遠山みたいなやつ〜ガンバレ〜」と声援を受ける(笑)
成績
年度 チーム 登板数 勝利 敗北 セーブ 投球回 奪三振 防御率
1998 日本ハム 2 0 0 0 2 1 22.50
1999 日本ハム 24 0 0 0 19 2/3 15 1.83
2000 日本ハム 58 0 0 1 30 1/3 20 4.45

Total 84 0 0 1 52 36 4.15

56 原田 健二(はらだ・けんじ)
生年月日 1976.06.02
年齢 25歳
身長 173 cm
体重
77 kg
投・打 左・左
出身地 大阪
出身校 生光学園高
プロ年数 5年

中日投手陣の小刻みな継投そのたびに阪神応援席から流れる「ほたるの光」
打ち込んで交代させたのではないので、、、、、、、、、今日の試合では不似合いだった。

8回表より投手伊達、捕手浅井に交代
ルーキー浅井の1軍初出場である。
守備、リード共いまいちだったが、未来のある選手のデビュー戦を見れたことは感動である。
今後の1試合1試合が経験になって矢野や古田のような捕手に育ってくれたらっと(笑)

試合は9回の表にファーボールからチャンスを与え2点追加。
このまま終わってしまうのか。。。。。
9回裏
2アウトから途中から出場の松田がデットボールで出塁
浅井のプロ初レフトヒット。この場面は盛り上がった(笑)
しかし代打ホワイトが簡単にサードゴロ。。。。。。。。。。。。。
(ここでホワイトですか。。。。)
ヒット8本エラー3個で完封負け。こんな日もあるけど完封負けはいただけない。
次のことを考えれば最低でも1点得点しておくべき。
そーいうところがまだ絶対的に強いっていいきれない所。
気がつけば巨人と1差。5月は競り合いになりそう。

帰りは混雑をさけ、甲子園前のおみやげ屋に寄り
野球カードとタイガースカードを買う。
パートナーは携帯用シール星野監督版と甲子園まんじゅうを買っていた。
そんなまんじゅうが売っていたなんて今までしらなかった。。。。。。。(笑)
お味は結構美味である(笑)
同じような店構えで同じような商品でも品揃えには少し差がある。
野球カードが2001年度版のものをおいてあるところもあった、、、、

勝った試合も楽しいけど負けてもそれなりに楽しい。
次回はまた違った角度で試合を見れる場所で観戦したい。
できることなら井川登板の試合をみたいなー(笑)
因みに6日ヤクルト戦のイエローシートと外野指定は売り切れ。
それでも試合が終わった後すぐにチケットを求める列ができていた。
今年の甲子園は熱い。。。。